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コラム

「ペット火葬後の骨がボロボロに?ペットの遺骨が脆くなってしまう原因とペット火葬炉は実は関係が無い?ペット火葬の秘密」

はじめに

これからペットの遺骨の返骨を希望することが出来るようなペット火葬を検討している飼い主様にとってとても不安に思うことの1つに
大切なペットの遺骨の残り方
があるかと思います。
特にインターネットや知人からの噂話等で、お願いをするペット火葬・葬儀社によって骨の残り方が大きく違うであったり、火葬車両についているペット火葬炉は良くないからペットの火葬場の火葬炉でペットを火葬した方が良いであったり、こうした噂話を耳にしたことがある方も少なくはないかと思います。
また、そうした噂話からペットの火葬炉について火の調節の可否や、火葬にかかる時間など非常に細かくご質問いただくこともございます。
こうした疑問を持ち、ペット火葬社へ質問をすることはよりよいペット火葬社を選ぶ上では非常に良いことではあります。
しかし、遺骨の残り方について実は火葬炉の性能や温度などはあまり関係がない形となります。
では、一体なにが原因してペット遺骨が綺麗に残らないケースがあるのか?
逆にどうしたらペットの遺骨を綺麗に残してあげる事が出来るのか?
今回はペット火葬を行うにあたりだけではなく、生前から出来る骨の状態を保つコツを合わせてご紹介させていただきます。

骨を粉々になるためには鉄を溶かすほどの温度が必要!?

もしも、ご自身のペットの遺骨がペット火葬後崩れた場合に真っ先に頭に浮かぶことが
ペット火葬をした際の火力が強すぎたのでは無いか?
というところになるかと思います。
特に、直前までペットさん自身が立って歩いていた場合等には、直前まで立って歩いていたのだから骨は丈夫だったに違いない、だから、本来きちんと残るはずの骨をペット火葬炉の火力が高すぎから、もしくは火葬時間が長すぎたからペットの遺骨が残らなかったに違いないと思われる方もいらっしゃいます。
しかしながら、では具体的にどのくらいの温度まで上昇をしたら骨が粉々になるのかご存じでは無い方がほとんどになるかと思います。
この遺骨が粉々になるための温度については、骨の約7割の部分を占める主成分であるリン酸カルシウムが大きく関係しております。
このリン酸カルシウムは通称カルシウムと呼ばれる物質となり、かなりの高温に耐えられる物質となっております。
どのくらいの温度まで達すると骨が融点を迎えるのかというと
約1,600度
になります。
これはどのくらいの温度かと申しますと一般的にかなりの高温で熱しないと溶けない物質と認識されている鉄に近しい温度になります。
と、いうのも鉄の融点は
約1,500度
とされていることから、実はリン酸カルシウムの方が鉄よりもほんの少し融点が高く、このことから鉄がドロドロに溶けるくらいの温度に達しなければ、理論上は骨が粉々になってしまう可能性は低いのですが、もちろん、骨を構成している成分は他にもコラーゲンなどがあり、また、あくまでも成分的な融点のお話となりますので上記の温度は目安程度にお考えいただければと思います。
また、このことを踏まえたうえでペット火葬に使用しているペット火葬炉の温度について次にご説明をさせていただきます。
ペット火葬炉の温度については実は人の火葬炉の温度とさほど変わらない
800度~1200度程
がペット火葬炉の温度とされております。
この温度の理由としてはダイオキシン等の有害物質の融点に以上になるようにと、火葬炉に使用している素材が溶けてしまわない安全な温度にするためです。
そのためペットの場合でも人の場合でも火葬炉の温度は実は変わらず800度~1200度ほどとなり、これは理論上遺骨の融点よりも低い温度となるため、遺骨が粉々になる可能性は低い温度となります。
また、基本的には熱源以上の温度に熱する対象物質の温度が上がらないため、800度~1200度の火葬炉で長時間ペットの遺骨を火葬しても、遺骨の融点を迎えることが無いため理論上は長時間火葬をしたために遺骨がボロボロになってしまったというのは考えにくい形となります。
では、なぜペットの遺骨がボロボロになってしまっていることがあるのか?
次に、ペットの火葬炉ではなくペットの病気と骨の関係についてご紹介をさせていただきます。

意外と知らない病気と骨の関係について

続きまして、骨と病気の関係についてご紹介をさせていただく前にまず骨の病気と言えば代表的な物が
骨粗鬆症
になるかと思います。
こちらの症状を簡単に申し上げますと骨がどんどん弱っていき、骨折をしたりすると言った病気になります。
また、骨と言うのは健康な状態であれば中が細かな網目状となっております。
しかし、それがだんだんと網目が大きくなったり、網目がほとんどなくなっていき、骨の中がスカスカ状態になってしまいます。
また、進行具合によっては骨の外側の固いところまで薄く脆くなってしまうケースもあります。
そうすると骨は非常に脆い状態となり、骨がちょっとしたことで折れやすくなってしまったり、火葬の際に引き起こされるお体の熱収縮などが原因して骨が折れてしまったり、砕けてしまうケースもございます。
また、寝たきり状態の子の場合には骨の外側の固いところまで薄くなっており、元からお骨がボロボロの状態になっていることもあります。
そのため、遺骨がボロボロであったというペットは幼少期の骨の形成が未発達なペットではない限り、ほぼこの骨粗鬆症という病気であったケースが殆どとなります。
しかし、うちの子は直前まで元気に歩いていたからなんの病気も無いと思う、だから骨粗鬆症ではなかったと思う、やはりペット火葬社が骨をボロボロにしたのではないか?とご質問いただくことがございます。
ですが、この骨粗鬆症という病気
自覚症状が殆ど無く、人の場合には骨粗鬆症であったと気づかず生涯を終える方も多い
という少し厄介な病気となります。
ですので、立ったり歩いたりする時に痛がっていた、寝たきりであった等ですと比較的症状としては分かりやすく、またこの段階ですと病院へ受診することが殆どになるかと思いますので、骨粗鬆症であったという認識もしやすいでしょう。
しかし、同じ骨粗鬆症であったとしても進行具合によって足腰は弱れどもある程度は日常生活を送ることが出来るため、骨折をして初めて気が付いたという場合や、火葬後に初めて気が付いたという方も多くいらっしゃいます。
そんな目に見えない、自覚もしにくい、末期状態になって初めて気がつくような病気が骨の状態に直結する病気なんてどうもどうもしようがないだろう、大切なペットの遺骨を綺麗に残すことは諦めろということか?と思う方もいらっしゃるかと思います。
最後にペットの遺骨を綺麗に残すために、何よりも日々の生活の中で骨を健康に保ち続けるために出来る3つのポイントについてご紹介をさせていただきます。

飼い主が出来るペットの遺骨を綺麗に残す3つ今出来ること

ここまでご紹介をした中で、ペットの遺骨がボロボロになってしまうか、綺麗に残るかどうかはペットの火葬炉の温度ではなく、ペット自身の骨の状態によって左右されるとようやくわかってきたところでは、では、どうしたらペットの骨の状態を出来る限り良い状態のまま保ち続けることが出来るか?について最後にご紹介をさせていただきます。
まず、骨粗鬆症=目に見えない病気+歩くのがなんだか辛そう、足腰が弱っているかな?と行動で現れた時点で既に末期症状になっている厄介な病気と思われがちですが、実は
骨粗鬆症は様々な病気の合併症として現れる
という特徴があります。
例えば多くのペットが最終的に陥ることの多い代表的な病気である
腎臓病
この腎臓病の合併症として骨粗鬆症が現れます。
また、その他にも糖尿病や消化器系の病気など体内循環バランスが崩れてしまうような病気には腎臓病が合併症として現れやすい傾向があります。
しかし、やはりこうした体の外に出ない病気ばかりでは病気になって、悪くなってから気が付くようでは遅いのでは?と思うでしょう。
そうならないように実は体の外からでも骨粗鬆症を気を付けることが出来ます。
それが
歯周病ケア
です。
実は歯周病の合併症として骨粗鬆症が現れるということをご存じの方は非常に少ないかと思います。
昨今ではペットの歯磨きや口臭ケアがかなり重要視されてはいますが、健康な子の健康な歯を守るためというイメージが強く、また、もうそこそこの年齢だから今更強制するのも…何よりもうちの子は歯磨き苦手だから、と歯磨きを遠ざけてしまっている方はまだ多くいらっしゃるかと思います。
特に猫や小動物については口の中を見ることさえ難しい場合や、歯磨きが苦手な子も多く、歯磨き自体しないといけないのか?と犬に比べて歯磨きをするペットの数が少ない種類になるかと思います。
しかしながら
歯周病の合併症として骨粗鬆症がある
と言ったことから、歯磨きが苦手であっても、今何歳であっても歯磨きは非常に大切で何より飼い主様が目で見てチェックが出来る、ご自身である程度のケアは出来る箇所になることから、歯磨きを日々の生活に取り入れるだけで実は全身の骨のことを考えてあげることが出来るのです。
また、その他の指標としては背中が段々と曲がってきているかどうかについても、骨の状態を推測することが出来る箇所となります。
人の場合もですが骨が悪くなってくると背骨にその症状が出やすく、背骨が急に曲がったりします。
もちろん骨粗鬆症以外にも腰が曲がってしまう理由などはあれども、腰が曲がってきてしまったなと感じたらすぐにかかりつけの病院に相談をすると良いでしょう。
また、歳だからと放置せずに動物病院へ相談することで歳だからと言って何もしないという選択肢ではなく、これができるというケア方法のアドバイスを受け、背骨の痛みの緩和や背骨の曲がる速度を緩めることが出来たりしますので、何かあればかかりつけの動物病院へ相談するよう心がけましょう。
また、こうした日々のケアや動物病院への相談だけではなく、食事の中でも骨に対するアプローチが出来ます。
それが
カルシウムやビタミンDを適切に摂取する
ということです。
日々の食事の中にもある程度のカルシウムやビタミンDは含まれておりますが、ある一定程度歳を取ってしまうとどうしても吸収効率などの関係から、こうしたカルシウムやビタミンD不足に陥ってしまうケースが多くございます。
その際にはカルシウムやビタミンD等の必要な栄養素が含まれているサプリメントを使用するというのも昨今では注目されつつある健康維持方法となります。
しかしながら、人の場合にはサプリを使用すれども、人でさえサプリに頼り切りなのはどうなのか?というお考えの方もいらっしゃり、そうした風潮の中でペットフードだけでは本当に足りないのか?本当にサプリが必要なのか?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、昨今では腎臓病の初期状態の場合にはサプリを使用した緩和ケア等も動物病院で教えてくださるような時代となっており、過剰はサプリ摂取はもちろん避けた方が良いですが、健康維持のために動物病院の先生に相談をしながら体の不調が起きてしまう前に、日々の健康ケアの一環として適切なサプリを適切にペットにも摂取してもらうことで、より骨や体全体を健康に保ちやすくなります。
また、サプリの場合にはお薬とは異なりますので毎日継続することが非常に重要なこととなります。
しかし、サプリを毎日飲んでいるからと言って必ずしも病気になりにくいとは限りませんので、ペットの体調不良の際にはサプリに頼るのではなく動物病院へ行き適切な処置や薬を飲むようしましょう。
また、その際には念のため現在ペットに摂取させているサプリと薬の飲み合わせなど問題が無いか確認をすると良いでしょう。
さらに、サプリだけではなく日光浴も骨に重要な働きをします。
日光浴を行うとビタミンDが体内で生成され、結果カルシウムの吸収を促すため骨にする手助けすることが出来ます。
ですので、室内飼いのペットであっても室温やケージの温度調節などはしっかりと行った上で、出来る限り毎日15分~30分は日光浴をさせるようにしましょう。
また、日光浴をした結果体内の温度上昇等から脱水状態になってしまう場合もあるため、必ず日光浴中や日光浴後には水分を摂取させるよう心がけましょう。
こうした日々のケア1つ1つが積み重なり、骨粗鬆症にならないことは難しくとも骨がぼろぼろで形が残らないほどの状態というのをかなり避けられる可能性があります。
また、何よりも今生きているペットの皆様が生涯楽しく遊び日々を謳歌するためのお手伝いを飼い主様ご自身ですることが出来ます。
ですので、ぜひ上記でご紹介をさせていただいた3つの今出来る方法を今日からでもお試ししてみてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回、ペット火葬についてでも他のペット火葬社様たちが殆ど触れていない今回、遺骨の残り方や綺麗に遺骨を残すために今出来ることをご紹介させていただきました。
我々葬儀社はお骨を確認してありのままをお伝えするしかならない時があります。
そうした時に、飼い主様がご自身を攻めてしまうような悲しいケースも中にはございます。
このようなことは出来る限り避けていただきたいという思いから今回、このようなブログを書かせて頂きました。
弊社ではこうしたペットの火葬だけではなく、ペットのかかる病気について、そのケアなど含めてペット火葬だけではなく、ペットに詳しいなんでも相談が出来るペット火葬社を目指しております。
ですので、何かお困りのことがございましたらどんなに些細なことでも構いませんので24時間いつでもお電話や公式ラインからお問い合わせくださいませ。

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