はじめに
大切なご家族様が亡くなり非常に心落ち着かない中で、まずは何をしたらよいのだろうと皆目見当もつかない方も多くいらっしゃいます。
特に、犬が亡くなってしまった場合には
犬の火葬と犬の死亡届の提出
と他のペットよりも犬の場合には死亡届を提出しなくてはならない分、少々順序に困ってしまう方も多くいらっしゃいます。
さらには、ペット保険に加入をされていらっしゃる場合には
ペット保険の解約・犬の火葬にあたりペット保険使用
を必要に合わせてしなくてはいけませんが、それを忘れてしまっている方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は
犬が亡くなってしまったら?
これからすべきことを3つに分けて、すべき順序でご紹介をさせていただきます。
1. 亡くなってしまった犬の体のケア方法と安置方法について
まず初めに、大切な犬が亡くなってしまったら
体のケア
をしてあげることが最優先に必要なこととなります。
しかし、体のケアと言いますと
口や鼻に詰め物をする等のエンゼルケア
を想像される方が多く、また、そうした詰め物を実際に飼い主様が行うことは心身的なショックから非常に難しいことの方が当たり前となります。
さらに、こうした本格的なエンゼルケアを希望される場合には
飼い主様ご自身で行うのではなく、かかりつけの動物病院でエンゼルケアを行っていただく
というのがどちらかと言えば一般的な形となります。
そのため、飼い主様ご自身で体のケアをすることに対して不安がある場合にはかかりつけの動物病院へ相談するのも良いでしょう。
また、飼い主様ご自身でペットの体のケアを行う場合には
・体を綺麗に拭く
・体をしっかりと冷やす
この2点を行えば基本的には問題ありません。
さらに、これらも難しく考える必要は実はありません。
体を綺麗に拭くというのは日常的に外出をした際にタオルシート等で拭くのと同じようにしていただければ良い形となります。
また、もし体を洗いたいと言った場合には洗っていただいても問題はありませんが、代わりに犬の体をしっかりと乾かしていただく必要があります。
なぜなら、体がびしょびしょのままですと段々と体から生乾き臭などが発生する可能性や、生乾き臭が発生する=雑菌が繁殖してしまっている状態のため非常に良くない状態となります。
そのため、犬の体が濡れている場合にはしっかりと乾かしてあげるようにしてあげてくだい。
また、体を冷やす場合には
凍りそうなくらいしっかりと冷やす
と一番適切な保冷状態となります。
目安としては小・中型犬の場合にはロックアイスもしくは保冷剤を4~5個ご用意いただき、お体の周りだけではなくお体の上下にもしっかりと氷や保冷剤が当たるようにするのが適切な形です。
その後、余裕があれば保冷効果を高めるために段ボール等のお箱もしくは発泡スチロールのお箱にお寝かせいただき、さらに、可能であれば冷房を付けていただきその風が当たる場所へ安置していただくと安心して3~4日ほどであればどの時期でも一緒にお過ごしいただくことが出来ます。
しかし、そこまでしっかりとお体を冷やすことが心の問題や準備の問題で難しい場合にはどの時期であっても2日以内の火葬を目安にした方が良いでしょう。
続きまして、亡くなってしまった犬の体の処置が終わりましたら、犬の火葬についてお考えいただく形となります。
2. 亡くなってしまった犬の火葬について
まず、犬の火葬の火葬をご依頼する前に必ず確認しなくてはならないことがあります。
それは
亡くなってしまった時点でのおおよその犬の体長と体重
です。
特に、ペット火葬のプラン料金は
亡くなってしまった犬の体重
で決定することが多いため、体重が不明な場合にはハッキリとしたお見積りが出せない場合や、当日その場でペット火葬社が体重を測定してからのお見積りの決定となってしまいます。
そのため、はっきりとしたお見積りを事前に希望される場合には必ず犬の体重を確認しておきましょう。
また、大型犬の場合には対応が可能なペット火葬社と対応が出来ないペット火葬社があり、大型犬の対応の可否は
大型犬の体長によって決まる
事が殆どとなります。
理由は犬の火葬をする火葬炉の大きさから、体重は軽くとも体の長さ(体長)が規定以上の場合には犬の火葬が出来ないため、体長の把握は大型犬の場合には必須となります。
また、目安としては
大型犬の場合には後頭部からお尻までの体長が90㎝以内かどうか
で出張火葬の場合には大型犬の火葬の可否が決まるペット火葬社が多いため、大型犬の火葬を希望される場合にはこの90㎝未満か以上かを事前に確認をするとスムーズに大型犬の火葬を申し込むことが出来ます。
また、90㎝を超えるような超大型犬の場合には火葬が出来るペット火葬社が限られておりますが、大抵の場合には出張火葬社よりもペット霊園・ペット火葬場等の施設であれば大型の火葬炉がある関係から超大型犬の火葬が出来ます。
ですので、超大型犬の場合には出張火葬というよりはペットの火葬場をお探しいただいた方がスムーズなケースが多いです。
ですが、ペットの火葬場の場合には営業時間や対応可能な1日の頭数が決まっているため予約が取りにくいことも多くあります。
そうしたことから、細かな希望日時があり超大型犬以外の犬の場合には出張火葬社を利用すると希望に合わせた火葬がしやすい傾向がございます。
また、同じ出張火葬社でも都内など住宅密集地に拠点がある出張火葬社の場合には小型の火葬炉のみというペット火葬社も多くあるため、柴犬を含む中型~大型犬のペット火葬をご希望される場合には同じ地域に拠点のある出張火葬社だけでは無く、少し離れた地域に拠点がある出張火葬社も視野に入れることでより確実に大切な犬の火葬を希望に合わせて行うことが出来ます。
最後に、多くの飼い主様が実は忘れがちな犬の死亡届とペット保険の解約についてご説明をさせていただきます。
3. 犬の死亡届を30日以内に提出、ペット保険の解約・使用について
犬が亡くなり、体のケアそして犬の火葬が終わりほっとひと段落ついたところで多くの飼い主様がうっかり見落としがちな、しかし、必ず行わなくては後から困ってしまうことが
犬の死亡届の提出とペット保険の解約・保険使用
となります。
特に忘れてはいけないことが
犬の死亡届の提出
になります。
一般的に各自治体への登録については、様々な理由がございますが一番の理由はその犬の飼育状況確認のためというよりは、狂犬病ワクチンの接種状況を確認するためというのが一番の理由となります。
この狂犬病という病気は
現代医学でも発症後の死亡率がほぼ100パーセント
と言われており、現代でも1950年代までは発症の事例がある非常に危険な病気になります。
また、発症率が40~60パーセントであり、潜伏期間も長いため気づかないうちに保菌者になっておりその保菌者によって運ばれ、気づかぬうちに感染してしまっている可能性もある病気となります。
そのため、そうした気づかないうちに感染をしてしまうと言ったリスクを避けるため狂犬病ワクチンが必須となります。
特に、犬の場合には外へのお散歩をすることも多く、様々な人や犬たちと触れ合う可能性があるため知らず知らずのうちに感染してしまう可能性もあります。
そうした理由からその家庭で飼われている犬がきちんとその狂犬病の対策をしているかどうかのチェックのために、犬の登録があると言っても過言ではありません。
ですので、必ず犬を飼ったら各自治体への登録もしくはマイクロチップの装着が義務付けられており、また、その犬が亡くなり狂犬病ワクチンの接種の必要が亡くなった際には死亡届という形で必ず各自治体へ連絡をする必要があります。
また、この死亡届の提出を忘れてしまい、なおかつ次の年の狂犬病ワクチン接種のお知らせ連絡も犬が亡くなり必要が無いからと無視してしまった場合には、最悪の場合
狂犬病ワクチンの接種義務を無断で怠ったという理由で罰金が科せられる
可能性もあります。
そのくらい、狂犬病という病気は恐ろしくしっかりと管理をしなくてはいけないため、犬が亡くなってしまった際には必ず犬の死亡届を提出しましょう。
また、万が一忘れてしまった場合には気づいた時点で速やかに各自治体へ連絡をするようしましょう。
その他、多くの飼い主様が忘れがちなことが
犬の保険の解約や保険請求
となります。
特に、ペット保険の解約や保険請求にはペット火葬証明書もしくはペット火葬時の領収書が必要となるため、注意が必要となります。
もちろん、後からでもペット火葬証明書やペット火葬時の領収書の発行を各ペット火葬社行うことは可能ですが、解約し忘れで解約までの期間ペット保険料が発生してしまっていたというケースも多くあります。
また、ペット保険の契約内にペット火葬費用の一部負担などがあったが、ペット保険の契約内容を忘れており保険請求のため再度ペット火葬社へ連絡し領収書や火葬証明書の発行依頼から到着まで待つ必要があったり、そこからさらにペット保険会社とのやり取りがあったりなどの二度手間になってしまう可能性があるため、ペット保険に加入している場合には必ずペット保険にも使用可能な領収書もしくはペットの火葬証明書を発行してもらうようにしましょう。
また、この領収書や火葬証明書は場合によっては
ペットフード等の定期購入の解約
にも必要となる場合があるため使用の有無が分からない場合にはもらっておいた方が良いものとなります。
特に、昨今のレシートを不要とする習慣からついもらい忘れてしまうという方も多いため注意が必要となります。
以上が犬が亡くなってしまった場合に行うべき3つのこととなります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回上げた3つの他にも大切な犬が亡くなってしまった場合には、犬の使用していた用品の片付けなどすることがたくさんある中ですが、特に3つ目にあげた犬の死亡届の提出や保険の解約・請求についてはついつい後回しになってしまうこととなりますが、出来る限り早めに行うよう心がけると良いでしょう。
また、犬の死亡届については各自治体毎に提出方法等が異なりますので注意が必要です。
こうした、犬が亡くなってしまった場合にしなければいけないことやその他手続きについて詳しくご相談をされたい場合には、弊社フリーダイヤルもしくは公式Lineからお問い合わせを頂ければと思います。
24時間365日いつでもお承りさせていただきます。